レーシックの後遺症

レーシックの後遺症

メガネやコンタクトはわずらわしい。レーシックを行なうことで視力が回復するのなら施術を受けてみたいと思う方も多いのではないでしょうか。
一方で、レーシック導入当初にレーシック手術によって後遺症が起こり裁判にまでなったという話や、2008~2009年にかけて東京・銀座にある眼科でレーシック手術を受けた患者が角膜炎などに集団感染した、失明の怖れのある患者もいるというニュースを聞くとレーシックに対する不信というか恐怖心が起こってしまうのも事実です。

レーシック施術する人が未だ少ない日本でも、年間100万人が施術するというレーシック先進国アメリカでもレーシックによる事故で失明したという例は一例もないそうです。
多くの先例からレーシックを受けることで、一番コワイ失明の危険は解消されたとしても、後遺症の問題があります。後遺症はレーシック術後、視力の安定する数週間から数ヶ月続く人から、消えないで残る人まで個人差があるようです。

手元にある病院の資料には、レーシックを受けたほぼ全員に起きる後遺症に、ドライアイ、ハロ(ハロー)、グレアがあるとあります。眼が乾燥するドライアイ症状は良く知られていますね。暗い所で光がまぶしく感じるのをグレア、光源の周囲に光の輪が見えるハローというようです。
その他、人によって起こる後遺症には、乱視や視覚の動揺、物がかすんでみえる、左右の眼に写る画像の大きさが異なる不等像視などの視覚の異常や角膜潰傷、網膜剥離や網膜出血などの合併症が起こることもあるようです。
それらの後遺症はレーシック術後、視力の安定する数週間から数ヶ月で解消されますが、まれに消えないこともあるこということを知っておく必要があります。

前出の日本での重大なレーシックの後遺症は、原因は消毒・洗浄がきちんとなされていなかったいう病院側の基本的な常識の欠如で起きたものです。裁判になった例でも消毒の不徹底による後遺症がありました。また、レーシック手術する病院が、レーシックのメリットだけではなく、後遺症などのデメリットも説明する義務を怠った(インフォームドコンセントの欠如)という判決も出されました。レーシック手術そのものより病院側の問題が大きいということでしょう。

レーシックは簡単な手術でほぼ90%の人が視力を回復できるという魅力的な面を持つ反面、後遺症のリスクがあります。
レーシック後遺症のリスクを最小限にするためには、衛生的で最新の機器を備えた病院を選ぶ、未熟な医師やスタッフのいる病院は避ける、インフォームドコンセントをきちんと受け、メリット・デメリットをしっかり知ってから自己判断するという細かな準備が必要でしょう。後遺症で不正になった視力が戻らなくなれば、体のほかの部分にも影響を及ぼし、精神的にもつらい思いをしなければならなくなりますからね。とはいっても、過剰な恐怖心は不要で、冷静に信頼のおける病院をさがしましょう。

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